脳波と精神状態


ゆったりとリラックスしているとき、脳波にアルファ波が強く現れていることは有名です。脳波は周波数の範囲によってベータ波、アルファ波、シータ波、デルタ波などと分類されており、精神状態に応じてそれに対応した脳波が現れます。


例えば、瞑想状態とか眠りかかった時にはシータ波が現れます。一般的には、精神的な活動レベルが下がるほど脳波の周波数も下がります。活動的な状態 ⇒ リラックスした状態 ⇒ 瞑想状態 ⇒ 浅い睡眠状態 ⇒ 深い睡眠状態、の順に脳は周波数は低くなります。


おもしろいのは、音楽や特殊音によって特定の脳波が強く出るようにしてあげると、それに対応した精神状態にすんなり入れるようになります。例えば、デルタ波が強く出るようにすると、それに対応した睡眠状態に入りやすくなります。この仕組みを利用して睡眠薬とオサラバした人もいるようです。


特定の脳波を強く出すようにする方法としては、バイノーラルビートというものがあります。左右の耳で聞く周波数が少しだけ異なるとき、その差に相当する周波数の脳波が現れる、という理屈です。バイノーラルビートに基づく音源は、ネット上で簡単に見つけることができます。


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